シンプルづくり

楽しくくらす

2022年に手放したモノ オーディオを全て手放してHomepodに買い替えた

2022.03.07

HomePodとHomePod miniを組み合わせてシンプルながら高音質なオーディオシステムを組んでみた

去年の11月に、
私の趣味の一つ
音響についてのブログ
書きました。



父が趣味で
レコードを聴いていたので、

私も幼い頃から
高音質なオーディオで
レコードを聴く機会に
恵まれました。





面白いもので
小さな頃から
普段慣れ親しんでいたものが
自分にとっての当たり前となり、

私にとっては
未だに耳に入ってくる音が
当時の基準よりも悪いと感じると
どこか落ち着かなくなります。





かと言って
父が構築していたような
往年のオーディオシステムは

私のような
マンションでの暮らしには
向いておらず

様々な工夫や
昨今のデジタル技術を駆使して
私なりのシンプルな
音響システムを構築したことは
以前のブログ
詳細に書かせていただきました。



タイムドメインスピーカー イクリプスTD TD508Mk2 マンションでオーディオを楽しむ
シンプルながらも高音質な音響を構築していました







とは言え、、、

オーディオ好き、
音楽鑑賞好きには
シンプルと思えても

やっぱりオーディオの世界って
必要なモノもこだわりも多く
決してシンプルとは言えないんですよね。







今年に入ってからもう少し
くらしをシンプルにしていきたいと
強く感じるようになり

このオーディオの世界も
もっとシンプルに出来ないものか
いろいろ調べていました。






心地良さや
豊かさを感じるくらしを
犠牲にしてまで

ストイックな
シンプリストには
なりたくないと
思っていますので

シンプルさを基本に
コストと音のバランスなど
得られる満足度の高い
そんな音響システムを
構築し直したいと
リサーチを続けました。






元々パソコンは
AppleのMacを
長年使用していることもあり

ふと目にしたのが
Appleのスマートスピーカー
HomePodです。

HomePodとHomePod mini








その存在自体は
以前から知ってはいましたが

スマートスピーカーと
呼ばれている
このカテゴリーの商品は

オーディオとして
選択の対象としては
全く考えていませんでした。


Siriに話しかけて
いろいろな情報を聞き出す
だけのアイテム。

そんな用途しか
頭に思い浮かばなく、
音質も大したことないと
たかをくくっていました。







ただ、このスピーカー
ネットで詳しく調べてみると、

レビューの投稿も多く
大方の方が
満足度の高い商品として
紹介していたんです。






このHome Podの価格は
1台で38,000円ですから、
ステレオで使うには
76,000円かかることになります。


私が組んでいるオーディオが

・スピーカー×2台、
・低音用のウーファー×1台
・デジタルアンプ×1台
・DAコンバーター×1台
・iPhone接続用のUSB関連一式
・ケーブル関連一式

と合計でざっくり300,000円
くらいなので、

オーディオとしては
価格的にはOKです。


ただ全く得体の知れないものに
いきなり8万円程度の
投資をするのもちょっと怖い。






あれこれ数日迷っていると
タイミング良く、
HomePod miniという
小型でリーズナブルなスピーカーが
11,800円で販売されました。


これならステレオペアで買っても
わずか2.5万円以下です。

まずはそれを2台購入して
その実力を確かめてみることにしました。







実際に届いたスピーカーを
開梱してみて
その小ささに驚きました。

10cm以下の球体で
重さも僅か350グラム。

Bluetoothスピーカーよりも
遥かに小さい、、、

正直これは失敗したかもと感じました。



HomePod miniレビュー BGMを聴くにはコスパが良い
HomePod minigはわずか10cm程度の球体






まあ設定して
音を聴いてみて、
もし満足出来なかったら
サクッとメルカリで転売しようと
早速設定作業に取り掛かりました。




ここで注意する点に気づきました。
このスピーカーを設定するには
iPhoneやiPadが必要になります。

iPhoneを持っていないと
設定すら出来ないので使えません。
Appleユーザーではない場合
こちらのスピーカーは
使えないということです。

MacPCを持っていても
このスピーカーの設定は
出来ませんから、
iPhoneを持っていることが
最低条件になります。






また、このスピーカーは
Wifi経由で
音を無線で飛ばす仕様の為、
ご家庭にWifi環境がない場合も
こちらのスピーカーは使えません。

一般的なBluetoothでは
音を飛ばすことが出来ません。







一方、設定自体は
さすがAppleだけに
iPhoneとの連携で
楽々完了します。

そして恐る恐る
実際に音を聴いてみると、

このサイズと
この価格を考えれば
想像を超えてくる
サウンドでした(驚)





スピーカー本体が
下向きに付いているので、
無指向性のスピーカーになります。

その為、
お部屋のどこで聴いても
比較的バランスの良い
ステレオ感が広がる
というのもこのスピーカーの特徴。

気軽にBGMを楽しむには
おすすめだと思います。

カフェなどの店舗用としても
おすすめだと思います。





タイムドメインスピーカーの
音質に慣れている
私にとっては好みのタイプでした。

スピーカー音質そのものも
癖が少ないのも私の好みです。






一方で
タイムドメイン方式の
スピーカーにはない
メリットもありました。

タイムドメイン方式の
スピーカーは良くも悪くも
録音状態の音が
そのまま再生されますので、

録音状態の良い音楽しか
聞くに耐えなかったのですが、

このHomePod miniでは
スピーカー自体の癖が
少ないにも関わらず、

比較的どんなジャンルの音楽も
楽しめる印象でした。




癖が無く どんな音楽でもBGMとして十分楽しめる音質のhomepod mini
BGMとしてなら十分楽しめる音質のHomePod mini






この結果にすっかり満足した私は
当初購入を迷っていた
HomePodを2台
速攻で追加購入しました。

HOMEPOD









数日後には手元に届き
ワクワクしながら
スピーカーを開梱してみると、

ずっしりとした重量の
ユニークな円筒形スピーカーが
出てきました。


Homepod 2台ステレオ接続レビュー







重さも大きさも
homePod miniとは別モノです。
サイズは1台で2.5Kg

miniが350gですから
その大きさと重さの違いは
一目瞭然です。

設定自体は
前回のhomePod miniと同じで
iPhoneを使って
楽々セッティングできます。






実際に音を出してみると
低音の迫力にびっくりします。
ウーファーから出てくるような
迫力ある重低音です。


音量も大きく
我が家のマンションでは
ありまるくらいの十分な音量です。





一方で、
ネット上でのレビューにも
あったように
音のキャラクターとしては
高音と低音が強くて
ミドルの音が少ない印象。

一般的に
”ドンシャリ”と言われる
印象に聞こえます。

HomePodと
Homepod miniとでは
全く違うキャラクターの
音質となっていました。






2つを比べてみて感じたのは
どのような環境で音楽を
楽しみたいかによって
どちらを選ぶか
選択肢が分かれる気がします。




小音量で楽しむなら
HomePod miniの
ステレオペアで十分ですし、

オーディオとして
ある程度広い場所で
ある程度大きな音を出して
迫力ある音を楽しみたい場合は、
HomePodのステレペアが
最良だと感じました。






でも、
我が家のマンションでは
大音量で聴かないとは言え、
miniでは力不足だし、
HomePodの低音や
きらびやかな高音も楽しみたい。

正直そう感じました。






こうなると、
SONOSというブランドの
Wifiスピーカーも
候補に挙がってきますが、

私の個人的な好みとしては
HomePodのように
無指向性のスピーカーの方が

映画などを観た時にも
ステレオスポットが広く、
そこにいる多くの人が
楽しめますので

HomePodを活用したい
気持ちは変わりませんでした。







そこで我が家で
正規に採用したのが
HomePodとHomePod miniを
両方同時に鳴らすというもの。


実はこのAppleのHomePodの
便利な機能として、

登録したスピーカーを
別々でも同時でも
好きな組み合わせで
鳴らすことができるんです。





下のスクリーンショット
ホームシアターと書かれているのが
HomePodのステレオペア

リビングルームと書かれているのが
HomePod miniのステレオペアです。

チェックを入れると
スピーカーから音が出て
外すと音は出なくなります。








通常は、
リビングや主寝室など
別々の部屋で
別々の音楽を楽しむことを想定した
機能になりますが、

我が家では
大きなHomePodを
メインスピーカーと捉え、

足りない中高音を
HomePod miniで補う。

そんな組み合わせで
使ってみることにしました。





HomePodのステレオペアとHomePod miniのステレオペアを同時に鳴らした時の音質をレビュー
2つHomePodのステレオペアを同時に鳴らしてみる





それぞれのステレオペアの
ボリュームを別々で調整出来るので

音楽の音量に合わせて
それぞれの音量バランスを替えて
自分の好みの音に調整していきます。


写真のように
miniは壁際に、HomePodは
AV収納の手前に配置するのが
我が家のリスニング環境では
最適に感じました。







結論から書きます。
この組み合わせ結構いいですよ♪



HomePodだけだと
どこかドンシャリしているし、
比較的大音量じゃないと
本領発揮してくれない。

でもHomePodminiだけだと
低音の迫力ときらびやかさが
物足りない。


ところが
お互いを組み合わせることで
お互いの良さが引き立ち合う。

そんな印象です。

HomePodのステレオペアとHomePod miniのステレオペアを同時に鳴らした時の音質をレビュー








ただし!
欠点ももちろんあります。

当たり前ですが、
メリットがあれば
デメリットもある。

それが世の中の真理です。




私が感じる
このHomePodとHomePod miniの
ステレオペア組み合わせのデメリットを
いくつか挙げてみたいと思います。








デメリット1
スピーカーの音がいつの間にか左側に偏る


どういう訳か、
それぞれのステレオペアの音量を
微調整したりしているうちに、

我が家の場合HomePod miniの
ステレオペアの
右側のスピーカーの音が
気づくと小さくなってしまいます。

一度こうなってしまうと
iPhoneのHOMEというアプリを使って
スピーカーを再起動する必要があります。

iPhoneのHOMEアプリでHomepodを再起動する


再起動すると
この不具合は解決します。





デメリット2
自動で音を補正する機能のせいなのか、音場が常に変化してしまう


HomePodには、
再生音がベストの状態になるよう
内蔵マイクで音を拾い
リアルタイムで音の補修をかける
機能がついています。

恐らくその機能のせいで
音の中心ポイントが
左右に揺れて
不安定になってしまう現象が
必ず起きます。


通常中心に定位する
ボーカルの音が
左右に揺れ動き
不安定な現象が起きます。




バンドも長らくやっていたため
音に対してとても敏感なため
私にとっては
その傾向がとても耳障りだったりします。

HomePodを
単体のステレオペアで
使用する時や、

HomePod miniの
ステレオペアを単体で聴くときには
このような現象が起きないので、

複数のスピーカーを
組み合わせた時だけの
特異な現象かもしれません。




我が家では
AppleTVのサウンド出力も
デフォルトでHomePodに指定しているため

この3つの組み合わせが
悪さをしているかもしれません。





デメリット3
PCと同じ電子機器の為、ちょいちょい不具合が起きる

このスピーカーは
音響機器というよりは
パソコンと同じ
電子機器に近い製品です。

なので、
一度調子が悪くなると
再起動するか
場合によっては
工場出荷状態にしてから
再設定をする必要があります。



私はパソコンのような
繊細な電子機器の場合
Appleケアという保証に
迷わず加入しますので、

調子が悪くなった際には
無料で電話にて
サポートが受けれますし

場合によっては
商品の無料交換まで
対応してくれます。




機能的に
便利になればなるほど
調子が悪くなった際の
サポート体制は
しっかりと
確保しておきたいところです。







ざっとこのような
3つのデメリットを感じました。


ただ、
そんな3つのデメリットが
あるとしても

1,コンパクトであること
2,電源を入れるだけでワイヤレスでスッキリと音楽が楽しめる
  電源ケーブルのみで、スピーカーケーブルなども不要
3,Bluetoothと違いWifi接続のため高音質である
4,何よりもシンプルである

そんなメリットを享受できる
システムが完成しました。





これまで音楽を楽しませてくれた
オーディオ機器は
ヤフオクとメルカリで転売し
これから可愛がってくれる人へ
しっかり橋渡しさせていただきました。





ますますシンプルになった
我が家の音楽環境


以前のオーディオ環境とは
比較する土俵にはありませんが、

気軽に
心地良い音で楽しむ
BGMが楽しめる
今回の音響の見直しは
とても気に入っています。


お住まいに

・Wifiがある
・iPhoneを使っている

この2つの条件が整っているなら
appleのHomePod miniと
HomePodのステレオペアは
とてもおすすめだと思います。





□今回手放したアイテム

・メインスピーカー イクリプスTD508MkⅢ×2台 



・ウーファー イクリプスTD316SWMK2×1台


デジタルアンプ イクリプス CD-R1×1台 ※単体非売品

DAコンバーターDAC KORG DS-DAC-10R ×1台

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

DS-DAC-10R コルグ USB-DAC/ADC KORG
価格:31900円(税込、送料別) (2022/3/7時点)


Apple Lightning – USB 3カメラアダプタ ※USB DACと接続する為のアイテム


Apple Apple 20W USB-C 電源アダプタ ※DAコンバーターに電源を供給


・USBケーブル ※iPhoneとDAコンバーターを接続


・光ケーブル ※デジタルアンプとモニターをつなぐ

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

光ケーブル 【1.0m】
価格:9800円(税込、送料別) (2022/3/7時点)


・ウーファー用ケーブル ベルデン88760 3m×1本

・スピーカーケーブル ベルデン 8460 2.5m×2本


合計10アイテム 12個


新しく揃えたもの

HomePod mini ホワイト×2台
HomePod ホワイト×2台 ※新品の販売は終了しています

合計4アイテム



8アイテムの削減に成功しました。























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