シンプルづくり
【震災に備える】キッチンの吊戸棚の耐震ラッチが機能しない最悪のケースを想定する
2022.06.13
前回のブログでは
非常に有り難い情報の元
耐震ラッチを購入する
ことが出来た私ですが、
別のAmazonレビュアーさんの
気になる口コミを
見つけてしまい
振り出しに
戻ってしまいました。
と言うのも、、、
前回紹介した耐震ラッチの
レビューを書かれていた
youjiさんとは別の方の
レビューでは、
”3月22日の震度6の地震では
全く機能しなかった!”
と書かれていたんです。
お二人とも
震度6の地震を体験し
同じラッチで地震対策を施し
真逆の結果が
出てしまったことになります。
つまりこの耐震ラッチですら
機能しない可能性も
十分ありえるという事。
震度7とかの巨大地震では
ほぼ太刀打ち出来ない
可能性も十分考えられます。
ここはしっかり
災害対策の基本でもある
”二重の対策を講じる”
という原点に戻り
地震で扉が開いてしまっても
被害が最小になるように
吊戸棚に収める中身を
見極めることにしてみました。
我が家では吊戸棚の中に
ワイングラスやお茶碗など
沢山の食器類を
収納していましたので、
まずは一旦中身を
全部取り出して空にしました。
次にカウンター下の
引き出し式収納内に
割れやすい食器類を
移していきます。
その前に、、、
吊り戸と同じ用に
引き出し収納内にも
ニトリで購入した
滑り止めシートを
敷きました。
このシートを敷くことで
地震の際に
お皿やグラス類同士が
ぶつかって割れてしまうのを
防ごうという狙いです。
巨大地震の際に
どこまで効果を発揮
してくれるかは
全くもって分かりませんが
何もしないよりは良い
という事は間違いないので
ここは端折らずに
施工しておきました。
さてここからいよいよ
食器類の移動です。
高さの低いもの
割れやすい
陶器や磁器のもの
コップやワイングラス
などのガラス製品etc…
様々な大きさ
素材の食器類が
混在していますから
取り出しやすいよう
使う頻度も考慮して
並べていきます。
さすがにここからは
妻の出番です!
日々料理をするからこそ
見えてくる使い勝手を
反映しながら
ジグソーパズルのように
収める場所を変えつつ
一番しっくり来る場所を
探っていきます。
トライ&エラーで
導き出した
我が家の地震対策。
食器収納場所の
最終形がこちら!
引き出し収納の
合計3段をフル活用して
食器類をすべて移動しました。
一番良く使うもので
高さの浅いものは
上段引き出しに移動。
少し背がある
どんぶりやマグカップ
ティーポットなどの食器類は
下段の中引き出しへ移動しました。
最も高さのある
ワイングラスは
最下段の引き出しの一角に
無印のコスメボックスを
併用して収めました。
グラス同士が
地震でぶつかり合って
割れるリスクを
少しでも回避出来るように
グラス間には
プラスチックの下敷きを
カットしたもので
仕切りを入れています。
ワイングラスだけは
ちょっと場違いな
雰囲気ですが
地震で粉々に
なるよりはマシ!
と自分たちに言い聞かせて
納得しています。
耐震ラッチで
地震対策を施した
吊戸棚の扉が、
もし万が一
開いてしまった
としても
食器類は
すべて引き出し収納内に
収まっているので
ほぼ床に落ちることは
無いと思います。
一方
吊戸棚の中には
床にぶちまけられても
最小限の被害で
済むような
軽いアイテム、
柔らかいアイテムを
収納するように
変更しました。
・食器用のふきん
・おやつのストック
・プラスチック製のタッパー類
・わっぱのお弁当箱
大きなものはそのまま収納。
小ぶりなものや
様々な大きさのものは
無印良品の
やわらかポリエチレンケース大
に入れてスッキリ収納しました。
しかもこの
無印ボックスの裏には
100均で購入した
クッションゴムを貼りました。
滑り止めシートに
滑り止めのクッションゴムを
組合せる二重の対策で
ガチガチに固定されます。
でも使っているうちに
摩擦が強すぎて
ゴムが剥がれて来るのが
難点かも、、、
剥がれる度に
耐震テープを張って
ゴムを付け直していますが
何度やり直しても
剥がれるものは剥がれる、、、
ここは諦めるしか
ないんですかね、、、
どなたか良い案が
あれば是非コメントで
教えて頂けると嬉しいです。
ということで、
警戒が叫ばれる
南海トラフ地震に対して
今回の対策が
どこまで通用するかは
未知数ではありますが、
まずは現時点で出来る限りの
対策が出来たんじゃないかと
思います。