快適にくらす

【震災に備える】南海トラフ地震対策 災害時の停電や断水はどれくらいの期間続くものなのか調べてみた

2022.04.23

南海トラフシミュレーション


最近全国で地震が増えていますよね。



私は ”なるようになるさ” 的な
お気楽な性格なのですが、

”南海トラフ地震は
いつきてもおかしくない!”

なんてことも言われていますし、



最近あらゆるところで

”自然災害が近々起こる”

なんていう情報を目にしたり
耳にしたりするので

災害対策もしっかりと
考えないといけないかもな?
と考え始めました。





確かに歴史を振り返ってみると、
かつての日本で
猛威をふるったような
大規模な災害が、
この先私達が生きている間には
絶対起こらないとは
言い切れないし、

コストも手間も
かかってはしまいますが、
危機管理意識を持って
災害への準備をしておくことは
決して損なことでは無いと
思いました。






とは言え、、、

いったい何から
手をつけて行けば良いのか?
何から対策していくべきなのか?

全く検討がつかなかったので
震災時に現実的に困ったことや

分断されてしまった
ライフラインが
どれくらいの時間で
完全復旧したのかを
リサーチをしてみることにしました。







いざネットで
様々な被災体験談を
調べてみたところ、、、

震災で困ったことは、
水の確保、
電気やガスが使えない
トイレが使えない

などなど

私達の基本的な
ライフラインが使えないことが
上位を占めていました。

避難をせざるを得ない
人たちにとっては、
避難所での生活でも
いろいろ大変な思いをされた方が
多かったようです。





そこで今回は、
日本で発生した、
直近の大災害の中で
ライフラインはどれくらいの期間で
復旧したのかをリサーチし
状況をまとめてみました。



1995年に起きた阪神淡路大震災

阪神淡路大震災
阪神淡路大震災 震度マップ



避難者数30万7千人

被害戸数25万5 千棟
国道 27路線36区画で通行止め 
13社の鉄道が普通 
24の埠頭で地盤沈下 
ガス供給停止約 86万戸

※復旧85日

停電260万戸

※復旧6日後

断水約 130 万戸

※復旧90日後

通信断約30万回線

※復旧14日後

下水道

※復旧93日




もし今後
阪神淡路大震災規模の地震が
私達のエリアを襲った場合



停電が約1週間
ガスが約3ヶ月
水道が3ヶ月
下水道が3ヶ月


使うことができなくなります。




2011年に起きた東日本大震災

東日本大震災
東日本大震災 震度マップ


避難者数約47万人
被害戸数92万1千棟
ガス供給停止約 200 万戸 

※復旧2ヶ月

停電466万戸 

※復旧3日後80%(完全復旧3ヶ月)

断水約 257 万戸 

※復旧7日で6割(完全復旧6ヶ月半

下水道

※復旧86日(完全復旧1年)




広範囲で発生した地震なので
完全復旧にとても時間がかかっていますね。

もし今後
東日本大震災規模の地震が
私達のエリアを襲った場合



停電が約1週間
ガスが約2ヶ月
水道が約1ヶ月
下水道が3ヶ月


使うことができなくなります。

東日本大震災時にライフラインが復旧するまでにかかった日数






完全復旧期間と
おおよその復旧期間とで
必要日数に大きな開きがあったので
あくまでも参考となってしまいますが

いずれにしても
ライフラインの復旧って
けっこう時間がかかるものですね。


最近の過去の大震災での
大体のライフラインが復旧するまでに
かかる日数は以下の通り。



大地震ライフライン復旧にかかる日数








ちなみに万が一
南海トラフ沖地震が発生した場合の
被害状況のシミュレーションを
内閣府が発表しているので
確認してみると以下のようになりました。


内閣府発表の南海トラフ災害シミュレーション

南海トラフシミュレーション
南海トラフ地震 震度シミュレーション



最大想定死者数32万3千人

※東日本大震災の17倍

最大想定被害戸数238万6千棟

※東日本大震災の18倍

最大想定断水戸数 3440万人

※東日本大震災の13.3倍
※給水車の数は日本全国でたったの1000台

最大想定停電 2710万戸

※東日本大震災の5.8倍

最大想定都市ガス供給停止 180万戸

※東日本大震災と同等



あくまでも想定ではありますが、
もし南海トラフ地震が発生した場合は
最大想定での被害状況が、
これまでの震災と比べても
別格の大災害となってしまう、、、


かなりの広範囲に渡っての
災害なので
誰もが被災する可能性があります。





万が一に備えて
何から準備するべきか?

命を守るという観点からは
ライフラインの中でも
水の確保が必須となりそうです。

でも過去の震災ですら
1ヶ月分の水の確保が必要です。
解決方法がすぐにイメージ出来ないので
この件は別の機会で
しっかり検討していきたいと思います。





今回はライフラインの中でも
復旧するのに最も時間のかからない

”電気の確保”

についてどのような準備が出来るのか
着目してみます。



こうして数字で
客観的に調べてみると、
電気の復旧期間が
他のライフラインと比べて
圧倒的に早いのには驚きですよね。


電気に関して言えば
1週間その場をしのげれば、
電気が使えるようになる
可能性が高い!

という事が
かつての震災の復旧状況から
見えてきました。




ガスや水道など
電気以外のライフラインは
大震災の際は
少なくとも3ヶ月近くも
復旧に時間がかかる訳ですから、

1週間頑張れば
電気だけは使える可能性が
あるというのは本当に救いです。





そこで今回は、
非常時の停電の際に
1週間をどうやってしのぐのか?

どのようなものを
備えれば良いか考えてみました。








□災害時の電気を確保する 
候補1エンジン式発電機


ガソリン発電機は
今ではホームセンターでも
販売されているのを見かけますね。

Hondaガソリン発電機
ガソリンエンジン発電機



パソコンや電子機器等
精密機械もエラー無く使えるよう、
正弦波のインバーター式の
モノも増えてきました。

上の写真のHondaの発電機。
900VAという性能のものなら
900Wまでの家電製品が使えて
連続発電時間は
3時間までとなっています。

本体サイズ:24.2 × 45.1 × 37.9 (cm)
重量:13kg
本体実売価格:9万円前後

使うにあたっては
ガソリンエンジンですので
排気ガスと騒音が発生しますので

屋外に設置して使う必要があります。

エンジン式なので

オイル交換など
メンテンナスも必要です。



そして問題なのは、

ガソリンを使い切ってしまった時
どうするかということ?



災害時にはガソリンスタンドでは
ガソリン補給待ちの車で
長蛇の列が連なってしまうので
災害時にガソリンを購入することは
労力も気力もかかります。


もしこの発電機を
災害用に使用するという場合は、

専用のガソリンタンクに
ガソリンを補充して
家のどこかに保管して置くことが
必須だと思います。




ただ危険物でもある

ガソリンには
消費期限がある

って知っていましたか?





その昔、
道端で音楽活動をしていた私は
当時ガソリンエンジンの発電機を
所有していたので
経験上知っているのですが

ガソリンは冷暗所で保管していても
約半年で劣化してしまいます。


発電機にガソリンを入れたまま
動かさずに置いておく場合

最悪の場合は
エンジンがかかりません。



3ヶ月に1度
もしくは最低でも半年に1度は
運転をしてガソリンを消費する
必要があるんです。



だから、

災害用として
普段使うこと無く
長期間保管するには
ガソリン発電機は不向き

というなんです。


日常的に発電機を使う人には
ガソリンエンジンの
発電機は最適ですが、
燃料の保管などの工夫が必要になります。





□災害時の電気を確保する 
候補2ガスボンベ式発電機


ガソリンではなく
カセットコンロを使った
発電機もあります。

カセットガス発電機
ガスボンベ発電機


写真のHONDAのもので
最大900Wの出力で
発電時間は1.1時間。

ガソリンタイプの
発電機と比べると
約半分の時間です。

エンジンタイプのものと同じく

屋外での使用が大前提です。




必要なガス缶は2本で
東邦金属工業カセットボンベ
のみ使用可能。

3本で350円前後で販売されているので
ガスボンベさえ大量に保管できれば
いざという時には良いかもしれません。


1時間で2本の
カセットボンベが必要ということは
1週間の間
最低限の電源確保をするにしても
結構な数のガスボンベが必要かもしれません。

しかも
発電機のサイズが大きい!




本体サイズ:36.5 × 52.4 × 26.2 (cm)
重量:19.5kg
本体実売価格:10万円前後

価格はエンジンタイプの発電機より
安いのですが
非常用に置いておくには
ちょっと大きすぎる感じもします。


いずれにしても
エンジンタイプよりは
非常用には良い発電機だと思います。





□災害時の電気を確保する 
候補3ポータブルバッテリー


ポータブルバッテリーは
コロナ以降の
アウトドアブームも相まって
メジャーな存在となりつつありますね。

ポータブルバッテリー
ポータブルバッテリー



楽天などの
大手通販サイトでも
沢山のブランドで
バッテリーが販売されています。


比較的小型で軽量。
いざという時に
屋内で使用が可能なのも
メリットの一つです。


エンジン式の発電機と違い
スマホなどの充電に絞れば
必要な電気を節約出来るので
長い期間使うことができます。



でもバッテリーを
使い切ってしまった後は
停電している限り
充電することが出来ません、、、



ところがこの
ポータブルバッテリーの場合、
お金に余裕があれば
専用の太陽光パネルを
購入することで、
停電時でも晴天であれば
充電が可能となります。

ポータブルバッテリーと太陽光発電



被災中の天気次第ですが、
ここはメリットだと思いました。


また、
ガソリンやガスの発電機と違い、
排気ガスも騒音も出ないので
避難生活との相性は良い
と言えます。










そこで今回
検討した内容を踏まえた上で

我が家では
災害用時の停電対策として
ポータブルバッテリーを
導入してみることにしました。

南海トラフ地震対策に非常用の電源 ポータブルバッテリーを買ってみた





次回は購入した
ポータブルバッテリーを
実際に使ってみた感想や、

使ってみた上で
災害時の停電の際は
どのような使い方が現実的なのか
ご紹介していきたいと思います。

SHARE

RELATED関連記事