シンプルづくり
【震災に備える】デザイン性が犠牲にならない冷蔵庫の耐震対策を施してみた
2022.10.10
大地震の被災者の体験談の中には
”冷蔵庫が吹っ飛んだ”
などと言う
にわかには信じられないような
話も聞きます。
震災を経験していない者
からすれば
”いやいや・・・
あんなに重量のある
冷蔵庫が吹っ飛ぶ訳
ないでしょ?”
なんて素直に
信じられないのも事実。
でも、
もし冷蔵庫が本当に
吹っ飛んでくるならば
未然に防ぎたいもの。
壁との間に挟まれたり
倒れてきた冷蔵庫の
下敷きになったり・・・
人的な被害を免れたとしても
冷蔵庫が倒れれば
床だって凹むだろうし・・・
中身が飛び出て
床がぐちゃぐちゃに
なるだろうし・・・
後片付けだけでも
戦意喪失すること間違い
ありません。
そんな最悪な状況を
未然に防ぐべく今回は、
デザイン性を
犠牲にすること無く
冷蔵庫の地震対策を
してみました。
用意するのはこちら
2、震度7対応耐震ゲル ※四角いもの
以上の2つです。
突っ張り棒タイプの
地震対策は、
まず見た目が嫌い!
シンプルなデサインを
愛する者からすれば
こんなモノを
取り付けるくらいなら
付けないほうがマシ!
と・・・
言いたくなってしまうほど
抵抗があるのも事実。
とは言え
そんな頑固なこだわり故に
冷蔵庫の下敷きになるのも
自業自得とは言え
避けたいもの・・・
何か他に良い方法が
無いかものか・・・
いろいろと調べる中で
ようやく見つけたのが
NHKためしてガッテン流の
L字のアングルを2つつなげて
使用する方法でした。
今回はこの方法を基本として
よりデザイン性を犠牲にしない
やり方を模索して
アレンジしてみました。
ステップは3つです。
STEP1
家具転倒防止器具に耐震ゲルを貼り付ける
T字型の家具点灯防止器具を購入し
同じく購入した
震度7対応の転倒防止ゲルを
器具の底面と横面の1面に
貼り付けます。
STEP2
冷蔵庫を一端どけて床の掃除をする
冷蔵庫スペースの床は
日頃こまめに
掃除しない箇所なので
まずは冷蔵庫をどけて
しっかり掃除をします。
耐震ゲルが
ちゃんと機能するように
アルコールスプレーで
床と冷蔵庫の横面の
油や汚れをしっかり
落としておきます。
STEP3
冷蔵庫と床を固定する
最後のステップが
床と冷蔵庫の固定。
今回結構この手順は
手こずりました・・・
なんせ冷蔵庫と壁の隙間が
狭くて腕が入らない!
しかも
正式なガッテン流では
広い面で床をしっかり
固定出来るのですが
今回使用した転倒防止器具は
サイズが大きくないので
床面と冷蔵庫面を
同時に隙間なく
固定するのに
何度も手こずりました。
ここは焦らず
耐震ゲルに隙間が
出来ないように
しっかり密着させます。
失敗したらゆっくり剥がして
上手くできるまで
繰り返します。
作業自体は
この3つのステップで完成。
プラスチック製の
家具点灯防止器具が、
果たして大地震の時に
どこまで持ちこたえてくれるかは
実際に大きな地震を
体験するしか方法はありませんが
それでも何もしないよりはマシ!
地震大国の日本ですから
地震を避ける方法が
無いだけに、
イザという時には
少しでも力になってくれると
信じています。