シンプルづくり

我が家のリノベで迷いに迷って採用したデザイン性が高いエアコン

2022.07.10

デザイン性の高いエアコンを考えてみる


とにかく
シンプル&ミニマルで、

静寂を感じる空間に
こだわった
我が家のマンションリノベ。

どのようなエアコン(空調)を
採用するか本当に迷いました。

ミニマルシンプルモダン マンションリノベーション






エアコンの室内機って
当たり前のように
天井近くの壁に
取り付けますが、

個人的にこのエアコンが
天井近くで主張しているのが
とにかく嫌い。



出来る限り目立たない
空調を設置したいと、
様々な種類の冷暖房装置を
リサーチし
比較検討しました。






真っ先に候補から外したのは
もちろん天井近くの壁に
取り付けるエアコン。

壁掛けエアコンが嫌い




”壁にエアコンつけて
何がダメなん?”


そんな声が
聞こえてきそうですが
個人的に私はやっぱりNG。


最近のお掃除機能付き
エアコンは
出っ張りが半端ないし

目線より上にあると
存在感がありすぎる!







オフィスとかで見かける
天井埋め込み型のエアコンは
見た目はスッキリして
理想的ですが、

天井埋め込みエアコン
天井埋め込みエアコン



天井高2.4メートルの
一般住宅の場合では、
店舗やオフィスビルのように
天井裏のスペースが
確保することができません。

わざわざ梁を設けて
天井を下げてまで
ビルトインエアコンを
取り付けるのも
ナンセンスなので
この選択肢もありませんでした。







天井近くや床近くに
収納などの建築工事部分に
ビルトイン型のエアコンを
内蔵させることが
一番すっきりして
かっこいいと思いましたが、

エアコンクリーニングを
やってもらえないなど
メンテナンスに不安が残るし
工事のコストも懸念材料でした。

フリービルトインエアコン
建築側工事で仕込んでしまうフリービルトインエアコン(DAIKIN HPから引用)




24時間つけっぱなしで
運転を基本とする、
パネル型の輻射式空調は

そのデザイン性の高さで
最後の最後まで
選択肢として
残していました。


パネル式空調



でも、
輻射式の空調の
特徴として

”24時間つけっぱなし”

”スイッチを付けても
 すぐに冷えないし
 温まらない”

という
即効性が無い
空調方式なので

もし換気をすると
すぐにお部屋を冷やしたり
温めたり出来ないということ。

これは正直すごくネックです。





実際に何回か
ショールームに足を運び
輻射式の冷暖房の
施設を体感しましたが

風のない
空調はとても心地良いと
正直感じました。

でも換気を重要視する
我が家では
見送ることにしました。






そんな我家で、
採用したのが床置き式の
エアコンです。

床置き式エアコン



高さがある分厚みが薄く、
私には ”スッキリ”
とした印象がありました。


 

遠目に見ると
存在感はより少なくなる
気がします。

我が家の場合は
TVボードを置いているから
家具に込んでいるのかも
しれません。

床置き式エアコンと壁掛け式エアコンどっちがいい





以前はソファーを
置いていましたが、

その時も
それほど目立っていない
気がします。

床置き式エアコンのデザイン性





ちなみに、
天井近くの壁にエアコンを
取り付けた
真っ白いモダンな空間実例。

こちらは私のクライアント様の
マンションです。

直張りの床のため
エアコンは必然的に
壁に取り付けるモノ一択
となります。

壁掛けエアコン




好みの問題かもしれませんが
我が家の場合は
床置き式で正解でした。






ただ、
さっきもチラッと
話しましたが、

床置きエアコンは床の下に
冷媒管や排水管などを
仕込む必要があるので、

直張り床の
マンションなどでは
使うことが出来ません。




一戸建ての住まいか
我が家のように
二重床になっていて
床下にスペースがある場合のみ
取付が可能です。



デサイン性の高さと
現実的に施工が可能かどうか?

このエアコン問題は
いつも私の頭を悩まします。

答えのない
永遠のテーマなのかもしれませんね。

SHARE

RELATED関連記事