シンプルづくり

レコードプレーヤーを使わないでレコードの音を楽しむ?! Part1 音楽プレーヤのおすすめはズバリiPhone 

2021.11.12

シンプルなオーディオを構築するにはiPhoneを音楽プレーヤーにするべし


私にとって、日々のくらしに
喜びをもたらしてくれるのが

”良い音のあるくらし”

父がオーディオ好き
だったおかげで、
幼い頃から
レコードの温もりのある
音を聴きながら育ちました。

おしゃれなレコードプレーヤー
おしゃれなアナログプレーヤー



温もりがありながらも
自然な広がりがあって
きらびやかさもある
レコードの音は
今のデジタル技術でも
真似できないと思います。





そんな私が
幼い頃から耳にしていたのが
タンノイ(TNNOY)という
イギリスメーカーのスピーカー。

幼い頃から通いなれた
ラーメン屋の味が
いつまでも美味しく感じるように、

私にとって ”良い音” の基準が
このスピーカーから
奏でられるレコードの音に
なっています。

TNNOY ARDENスピーカー
英国タンノイの同軸スピーカーARDEN



見た目はクラッシックな
スピーカーではありますが
レコードとの相性がとても良く、
高音も低音もしっかり響く
現代的なメリハリのある音なんです。

ただ、このスピーカー
お値段もさることながら
実にサイズが大きい!






私のようなマンション暮らしでは
大きな音での音楽再生も
ただの近所迷惑ですし、
レコードプレーヤーはもちろん
こんな大きなスピーカーを
置く場所すらありません。

しかも、
このスピーカーを鳴らすための
レコードプレーヤーや、
大きなアンプなど
オーディオを
ゼロから揃えるなんて

シンプルなくらしを楽しむ
私にとっては
逆行してしまうスタンスです。






だけど、
やっぱりレコードの音って
心に響くと言うか、
アナログな生き物の人間には
相性がいいんですよね。

今から35年ほど前に、

”レコードよりも高音質”

なんて鳴り物入りで登場した
デジタルCDを初めて聴いた時は、

耳に突き刺さるような
尖ったキンキンのデジタル音に
本当にがっかりしたものでした。






でもようやく最近になって
デジタル技術も進化を遂げ、

レコーディングエンジニアの
技術も進化したお陰か、
曲によってはびっくりするような
心地よい高音質な音楽も
増えてきました。


しかも今ではCDすら
買わない時代。

音楽を聴く=サブスクリプション

というのが主流で、
毎月一定金額を支払い続ければ
何万曲という膨大な音楽を
聴き放題で楽しめるという
サービスに
とって変わろうとしています。





こんな時代の流れは、
シンプルなくらしを楽しむ私には
まさに追い風です。

増えてくるとかさばってしまう
CD自体も買わなくて済むし、
CDプレーヤすら
いらないということ。



音楽を聴くのに
最低限必要なのは
 
”スマホ” と”イヤフォン”だけ

というなんとも
シンプルな時代になりました。





昭和の時代からは
すっかり様変わりしてしまった
現代のオーディオ環境。

大掛かりなオーディオを
揃えなくても、
あの温もりのあるレコードの音を
自宅で楽しみたい。

そんな要望を叶えてくれる
自分にとって最良の
極めてシンプルな
オーディオシステムを
研究してみました。


好きなものはついつい
語りたくなってしまうので、
いくつかに分けて
書いていきたいと思います。

記念すべき第一弾は
音楽プレーヤー編です。




シンプルなシステムで音楽を楽しみたければiPhoneを使うべし!


最初に結論から言ってしまいます。
今の時代、シンプルなオーディオ環境
でレコードを聴くには
おすすめの音楽プレーヤーはズバリ!

スマホです。

しかも ”iPhone” がおすすめ。




なんでiPhoneがおすすめなのか?
まず最初に押さえておくべき
ポイントが3つあります。




おすすめポイントその1
〜普段使っている携帯だから、わざわざ買う必要がない〜

おすすめ音楽プレーヤーはiPhone



音楽のために何か新しく揃える
というスタンスは
シンプルなくらしを前提に考えると
もう少し工夫がほしい所。

可能であれば今持っているものを
そのまま使うことが出来れば
シンプルなシステムへの近道になります。




そう考えると、
今の時代誰もが手にしている
スマートフォンを音楽再生の
ツールにするのは
とても理にかなっています。



日本人に最も親しまれている
スマホと言えば ”iPhone” 

このiPhoneを
音楽プレーヤーとして活用するのが
最も気軽でおすすめです。





携帯電話(スマホ)とは言え、
元々は音楽プレーヤーの ”iPod” 
に携帯電話機能や、
PCの機能を付加したような
小さなパソコンのようなもの。


最近ではPCで高音質の
音楽を楽しむ時代になりつつ
ありますので、


スマホを
音楽プレーヤーとして使うのは
シンプルな暮らしにはぴったりです。






おすすめポイントその2
〜YouTubeこそがシンプルなオーディオ環境を作るためのキモです

高音質で音楽を聴くために
最も大切なのが

録音状態の良い 
”高音質の音楽” 
を聴くこと。



当たり前のことなので
もう一度言います。

最も大切なのは、
録音状態の良い
音源を聴くことです。




オーディオ機器に
お金をかける前に
そもそも録音状態の良い
音楽を楽しむ。

これとっても大事なんです!



例えれば、
汚れた水を浄水器を通して
綺麗にしてから飲むのではなく、
最初からきれいな
水を飲むイメージです。



録音状態の悪いものを、
良い音に感じさせる
フィルターを通すのではなく、

最初から良い音の音楽を
ダイレクトに楽しんだ方が
スマートだと思います。





良い音の音楽を聴くことと、
iPhoneをおすすめする理由が
どうつながって来るのか?

これこそが
iPhoneを音楽プレーヤーにする
最大のメリットかもしれません。

それがYou Tubeで
音楽を楽しむこと。

YouTubeで音楽再生





と言っても、
決してミュージックビデオを
Youtubeで楽しむ
という訳ではありません。



Youtubeにアップされている
様々な動画の中には、

世界中のオーディオマニアが
自分のこだわりのオーディオ機器で
レコードを再生してくれている
素晴らしい音源が
たくさんアップされています。



そんな音楽環境を
自分の力だけで揃えていくには
お金はもちろん、
システムを配置する広い部屋も、
音質を良くするための
強いこだわりも必要になります。



YouTubeには
下は数十万円代から
上は数千万円ものお金をかけた、

こだわりの音響機器で
レコードを再生している
動画が無数にアップされているんです。



つまりこれは
別の言い方をすると・・・

一円もお金をかけずに
iPhoneで
何千万円もの音響を通した
レコードの音が聴けるということ。




あなたが聴きたいレコードの音源が
Youtubeにさえアップされていれば
iPhoneでレコードの音が楽しめる。

これって凄くないですか?






これこそ正に
シンプルライフにもってこいの
音楽の楽しみ方なんです。

この方法に気づいた私。
自分で自分を褒めてやりたい!

素直にそう思います。




こだわりのレコード音源を
アップしてくださっている方々!
本当にありがとうございます。

お陰で私も、
レコードを買わなくても
レコードプレーヤーを買わなくても
あのアナログの素晴らしい音源を
心ゆくまで楽しむ事が出来ています!




皆さん、
騙されたと思って
レコードの音と
同じ曲のCDの音を
聴き比べてみてください。


きっと温もりある
レコードの音の良さに
気づけると思います。




iPhone + イヤフォンだけでも
もちろん十分に
レコードの音を楽しめますが、


シンプルを前提として
どんなアンプやスピーカーから
音を出せば満足出来るのか?


次回は比較的シンプルながら
大満足の我が家の音響システム
アンプ&スピーカー編
ご紹介します。

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