お掃除レシピ

自然派アイデア

ドラム式洗濯機のナチュラル石鹸洗濯方法。液体洗濯石鹸編

2022.04.02

ナチュラル洗濯石鹸 液体石鹸はこれがおすすめ



家事の中で洗濯が一番好きな私。
我が家ではドラム式洗濯機を愛用して、
毎日乾燥まで仕上げています。


残念ながら今の私のスキルでは
粉の洗濯石鹸を使った
上手な洗濯方法が確立出来ていません。

どうしても泡立ちの調整が難しく、
乾燥をかけると
酸化した油の匂いが
してきてしまうのです。

このことは前回のブログ
熱く語らせていただきました。
(←自分のスキルの無さを主張しているだけ?)




今後時間をかけて
上手くいくまで
チャレンジしてみたいとは
思いますが、

乾燥後に洗濯物から
酸化した油臭が
漂ってきてしまうことは
何よりも耐え難い事なので

この問題が解決しないようなら
無理に粉石けんを
使う必要もないかなとも
感じています。






私はあくまでも
家事にそこまで時間を
かけたくない派の人間です。

誰でも簡単に実践出来て
気軽に実践出来る方法で
家事を行いたいと思っています。





そんな私が実践しているおすすめの
ナチュラル石鹸洗濯方法があります。
それが今回ご紹介する

”液体タイプの石鹸” を使った洗濯方法です




色々と、石鹸を使った
洗濯方法を試してみた結果、
私の場合はこの方法に行き着きました。

今の所問題なく
日々石鹸洗濯を楽しんでいますので
ご紹介させていただきます。






□ドラム式の洗濯機におすすめ 液体石鹸を使った石鹸洗濯方法!

ナチュラル洗濯石鹸 液体石鹸はこれがおすすめ




粉石鹸を使った石鹸洗濯方法は

1,使用量が少なく経済的(コストが安い)
2,固形なので洗浄成分が多く汚れが落ちやすい
3,石鹸の油分が洗濯物をふんわり仕上げる
4,何よりも天然でナチュラル


と、コスパが良くて
汚れがしっかり落ちて
洗濯物がふんわり仕上がるので

石鹸洗濯愛好家の中では
王道とされています。




一方で私が実践する液体石鹸の場合は

1,液体状=水が含まれていて使用量が多くなる(コストが高い)
2,使用量が少ないと石鹸カスができやすい
3,洗濯物はふんわり仕上がるが粉石けんには劣る
4,天然でナチュラルは粉タイプとほぼ同じ


などなど、、、

粉石鹸と比べると
使用する洗剤量が多く
コスパが悪いためか

洗濯石鹸を実践する
その筋のプロの方々からは
あまり推奨されていないのが現実です。






ところが私の洗濯環境では
この液体の洗濯石鹸は
ドラム式洗濯機との相性が
すこぶる良いんです。

一工夫してあげることで
頑固な汚れもしっかり落とせますし、
日々使うものだから
工夫して買い物をすれば
コストの問題も
目を潰れる程度までは
クリヤー出来ています。




何よりも
日々乾燥工程まで行っても
洗濯物やドラムから
油の酸化した匂いもしませんし

ふんわりと仕上がる
洗濯石鹸ならではの肌触りも
しっかり享受できています。





マイナスポイントを
しっかりと創意工夫で
補ってあげることで

液体石鹸で気軽に
石鹸洗濯を実践することが
可能になりました。


そんな我家の液体石鹸を使った
洗濯方法をご紹介させていただきたいと思います。





□ドラム式洗濯機で行う液体石鹸を使った石鹸洗濯方法
ポイント1 お風呂の残り湯(温かいお湯)で洗う

ナチュラル洗濯石鹸 液体石鹸はこれがおすすめ




液体石鹸は
粉の石鹸と比較した場合
石鹸成分が少ない為
汚れが落ちにくいことは
最初にお話をしました。


その欠点を補うために、

お風呂から出た後にすぐの、
温かい状態の
残り湯を使って洗濯をする

というのが1つ目のポイントになります。





冷たいお水で洗うよりも
残り湯で洗うほうが
汚れが落ちやすい為

我が家では家族3人
代わる代わるお風呂に入った後すぐに、
温かい状態の残り湯を使って
洗濯を開始します。




食器洗いも
水で洗うよりもお湯で洗った方が
油汚れが落とし易いように、
洗濯の場合も同じ仕組みです。

水で洗うよりは
お湯で洗うほうが
汚れが落ちやすくなります。



なのでお風呂に入った後の
温かい残り湯をそのまま
捨ててしまうのはもったいない話。

残り湯が温かいうちに
石鹸洗濯に活用するのがおすすめです。




我が家は自宅をリノベーションした際に、
お湯で洗濯物が洗えるよう
給水だけでなく給湯栓も用意しています。

我が家の場合は常にこの給湯側に
洗濯機を接続しています。

ちょっと贅沢な
我が家のこだわりですが、

上位機種の
ドラム式洗濯機に付いている
お湯洗い機能などは、

べらぼうに電気代が
かかってしまうので
ガス給湯のお湯が使える方が
断然コスパは良いと思います。

石鹸洗濯の汚れ落ちを良くするため洗濯機でお湯が使えるよう給湯栓をつけている
給水だけでなく給湯栓をつけています







□ドラム式洗濯機で行う液体石鹸を使った石鹸洗濯方法
ポイント2 しつこい汚れ箇所に直接液体石鹸を漬けておく


食事の時にこぼしてしまった
食べものの油汚れ、ケチャップや
赤ワイン、血液のシミ、
ドロ汚れなどなど

しつこい汚れが残ったまま
いつも通り洗濯機に放り込んで
液体の洗濯石鹸で洗っても
経験上残念ながらシミは取れません。




液体の洗濯石鹸の場合、
汚れている部分に予め
液体石鹸を染み込ませた上で、
少しもみ洗いをしてから

いつも通り
液体石鹸を使って洗濯をすれば
よほどしつこい汚れ以外は
ちゃんと落ちてくれます。
(※残り湯での洗濯は必須ですよ)

しつこい汚れには
洗濯前のちょっとした一手間が
とても役に立ちます。




さらにきついシミや汚れの場合は、
洗剤の量を増やすのではなく、
シャープの超音波ハンディーウォッシャー
を使って汚れを落としてから
洗濯しています。

しつこいシミが簡単に取れる SHRAPシャープの超音波ハンディクリーナー一家に一台の必需品
シャープの超音波ハンディークリーナーは我が家の必需品
シャープのハンディー超音波クリーナーは最強のシミ取りアイテム
セスキスプレーをかけて軽く丁寧にこするだけ!



これ本当に便利!


シミが付いてしまった直後であれば
気にならないレベルまで
シミを落とせるので、

持っていないのであれば
一家に一台の必需品だと思います。
是非使ってみてください。

我が家ではセスキスプレーを併用して
シミ取りをしています。









□ドラム式洗濯機で行う液体石鹸を使った石鹸洗濯方法
ポイント3 業務用の5Lサイズをまとめ買いして1回あたりのコストを下げる

液体石鹸そよ風を使ってドラム式洗濯機で洗濯をしてみる
液体洗濯石鹸 そよ風


もしかしたらこの部分が
一番大切なポイントかもしれません。

石鹸を使った洗濯法で
一番タブーなのが
石鹸の量を減らすこと。



石鹸の量が少ないと、
水道水のミネラルや、
衣類の汚れと反応して

”石鹸カス”

が生成されてしまうことは
何度もお話させていただきました。




私が使っている液体石鹸は

ミヨシ石鹸の ”そよ風” 
液体タイプ


他の商品に比べ手に入り易く
洗った後の洗濯物の
ふんわり感や香りが好みなので
愛用しています。




しかも液体石鹸には少ない
石鹸カスを防ぐ成分が含まれているのも
おすすめポイントです。





とは言え、、、
粉石鹸に比べると
使用する量もかなり多いのが難点。


洗濯物が6kgに対して
推奨石鹸量は70mlと表記されています。
8Kgの洗濯物の量だと100ml、

洗濯物が10kgの場合は
たった一回の洗濯物で
120mlがメーカー推奨の
必要石鹸量という計算になります。

科学合成洗剤に慣れていると
驚くほど使う量が多いので、
最初はちょっと
気が引けてしまうかもしれませんね。






我が家は最初から
詰め替えタイプのリフィルを
購入していますので、
1Lの容量で定価440円。

洗濯物10kg換算だと
1Lでたった9回分にしかなりません。
洗濯物1回につき、
約53円のコストがかかる計算になります。

一ヶ月に換算すると
洗剤のコストは1590円となります。






一方のミヨシのそよ風粉石けんタイプは
2.16kg入りで定価は924円。

推奨の使用量が3kgで20gですので
洗濯物が10kgだとすると
1回の洗濯で約67gの粉石鹸が
必要ということになります。

ということは
1回あたりの石鹸のコストが
約29円になりますので、
液体石鹸は粉石けんの約1.8倍も
コストがかかることになります。

さすがにこの価格差は
なんとかしたいですよね。





そこで私は、5Lの業務用タイプを
楽天のセールなどを併用して
送料が無料になる量を
まとめ買いしています。

具体的には3個(15L)で
送料が無料になります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ミヨシ そよ風 液体せっけん 5L
価格:1698円(税込、送料別) (2022/4/1時点)



そうすると、
5Lで約1700円のコストになりますので
10kgの洗濯ものに必要な
120mlのコストが約41円まで下がってきます。



10 kgの洗濯物に必要な
1回分の石鹸のコストを
53円から41円までは
なんとか下げることが出来ました。







□ドラム式洗濯機で行う液体石鹸を使った石鹸洗濯方法
ポイント4 業務用の炭酸塩(炭酸ナトリウム)を併用して、液体石鹸の使用量を減らしさらなるコスト削減を図る

炭酸塩を石鹸洗濯に併用して使用する石鹸の量を減らしていく
炭酸塩を併用して使用する石鹸の量を減らしてゆく



石鹸洗濯の場合、
使用量を減らすと
石鹸カスができやすく
汚れ落ちの力も
弱くなってしまうのが
難点でした。

だから石鹸の量を減らせない、、、




だったら
炭酸塩を洗濯の助剤にして
アルカリ性を保ち、
洗剤の量を減らせないか?

そう考えて
色々試してみました。


結論から言えば、
しつこい汚れなどは予め
ポイント2の
石鹸を汚れに染み込ませるなど
工夫を併用することで
石鹸の量を減らしても
問題ないと思います。



具体的な方法は以下の通りです。

我が家で購入している
炭酸塩(炭酸ナトリウムは)
楽天で売られている5kg×3個セット、
15kgで4514円のものです。
10kgの洗濯物に約30g程度投入しています。

1回あたりのコストは約9円です。




その代わり、
120ml使用していた液体石鹸を
80ml程度に減らして使います。

1回あたりのコストが約27円になります。

ということは
炭酸塩と合計しても

27円+9円で36円まで下がりました。

約2割のコスト削減で
粉石鹸の一回分のコストの29円に
少し近づいてきました。




厳密に言えば、
粉石鹸も定価ではなく
もっと安く買えるはずなので
実際はその差は開いてしまうと思いますが

乾燥機にかけても
酸化した油臭がしないので
この洗濯方法が我が家の定番となっています。









□ドラム式洗濯機で行う液体石鹸を使った石鹸洗濯方法
ポイント5 クエン酸リンスを併用する

ドラム式でも失敗しない液体石鹸を使った洗濯洗濯方法





液体の洗濯石鹸は
他にも沢山のメーカーのモノがありますが
使用する量を考えれば
とにかくコストが安く
洗い上がりの感じ、
香り付きのものであれば
好みのものかを試して
使うのが良いと思います。

ナチュラル洗濯石鹸 液体石鹸はこれがおすすめ





サラヤ株式会社のARAUや
木村石鹸のSOMALI
シャボン玉石けんのスノールなど

さまざまな液体石鹸を試してみましたが
コスト、洗い上がりの感じ
香りなどの好みで

ミヨシの液体せっけん”そよ風”と
パックスの衣類のリンス(クエン酸)を
使用しています。





粉末のクエン酸を
使うのも良いと思います。
洗濯機のリンス投入口に
直接クエン酸を小さじ1杯程度
入れることで代用できます。





クエン酸を使うことで、
アルカリ化した洗濯物を中和させ、

ドラムに残りがちな
石鹸成分も中和してくれます。



毎日乾燥工程まで行うなら
このクエン酸による
すすぎは必ず行うほうが無難です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ミヨシ そよ風 液体せっけん 5L
価格:1698円(税込、送料別) (2022/4/1時点)












最後にデメリットを2つだけ
挙げておきます。

ただしこれは、
液体の洗濯石鹸に限らず
粉末の洗濯石鹸の場合も同じです。






□ドラム式洗濯機で行う液体石鹸を使った石鹸洗濯方法デメリット1 
衣替え時の洗濯物は石鹸で洗わない

衣替えで長期間しまうお洋服や
お布団のシーツや毛布など
季節によって長期間しまうものは
直前の石鹸洗濯は避けましょう。



長期間しまうことで
洗濯物に残った石鹸成分の油が
酸化して嫌な油臭に変化します。

粉石鹸の場合は
もっと顕著に酸化臭がしますが
液体石鹸でも酸化臭は
防ぐことが出来ません。




衣替え前には、
酸素系漂白剤による
洗濯を数回行い

洗濯ものから
油分をしっかり落としてから
衣替えを行いましょう。



実はこの、
酸素系の漂白剤で洗濯する方法も
かなりおすすめで

ドラム式洗濯機のメンテナンスを兼ねて
週に1回は必ず酸素系漂白剤で
洗濯を行う日を設けています。

また機会があれば
この酸素系漂白剤による洗濯方法も
ご紹介しますね。




□ドラム式洗濯機で行う液体石鹸を使った石鹸洗濯方法デメリット2 
白物の洗濯物と黒ものや濃い色のデニムなどは別々で洗う

ドラム式洗濯機をお持ちのかたなら
このあたりはすでに実践している
ことと思いますが、

黒い洗濯物や濃い色のデニム、
濃い色の綿の洋服などと
白い洗濯物を一緒に洗ってはいけません。



濃度の濃い洗剤で洗う
ドラム式洗濯機の場合、
濃い色の洗濯物の色落ちが激しい為
白い洗濯物が一発で染まってしまいます。

手間ではありますが、
白物だけで1回洗濯し、
黒物とグレーの洗濯ものもまとめてお洗濯。

色の濃いものは
黒物の洗濯物と一緒にするか
単独で洗うなど工夫が必要です。




ただ、このデメリットは
石鹸洗濯のデメリットと言うより、
ドラム式洗濯機のデメリットなので
ここで紹介する必要は
ないかもしれませんが

ドラム式を使っている人は
気をつけるべきポイントなので
ご紹介させていただきました。









さて、いかがでしたでしょうか?

我が家で実践している
液体の洗濯石鹸を使った洗濯方法。

ドラム式洗濯機で失敗しない石鹸洗濯方法をご紹介




人工の界面活性剤を
なるべく経皮毒として
身体に取り入れたくない。

洗濯物の排水として
自然界に流す以上は
なるべく天然で自然な
ものを選択して
自然に負荷をかけたくない。

なによりも、
香りがきつくなく
フワフワの肌ざわりで
触覚も愉しみたい。

家事の中で一番好きな
お洗濯の時間を
気軽さが好きだけど
こだわりも持ちたい。




そんな私が選んだのが
今回紹介した液体石鹸を使用した
石鹸洗濯方法です。


粉石けんを使って
どうしてもうまく行かない
なんていうあなたは
是非一度トライしてみてください。

SHARE

RELATED関連記事