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2021年にシンプリストの私がやめた習慣 白髪染(ヘアカラー)

2022.05.14



30代の頃から
白髪が目立つようになり

40代ではすでに
ロマンスグレーになってしまった
私ですが


我が子が小さい頃

”おじいちゃんにならないでね!”

と何気なく言った一言がきっかけで
一時期髪を染めていました。





元々頭皮が弱いのか
頭皮のヒリヒリが半端なく
挙句の果てに
尋常じゃない量の
髪の毛が抜けてしまいまい

”ハゲ or  白髪”


どちらを選ぶのか?
究極の選択に
迫られた事があります。





言うまでもなく無条件降伏で
白髪でいつづけることを
選択した私ですが、


ある時

”白髪ボカシ” 

なるものを発見。


それが花王が出している
リライズという商品でした。



天然由来の着色成分の白髪染 花王リライズ







そのコンセプトが興味深くて
清酒麹菌の中に、
メラニンを生成する
酵素の遺伝子を発見し
その技術を髪染めに応用した
というものでした。


きっかけは昭和30年頃に
酒粕に黒い斑点が混ざる
現象に悩まされていた
酒造メーカーが、

調査をしたところ
黒い斑点がメラニン色素だった
というのが開発につながる
原点だったそうです。





面白そうなコンセプトや
”麹” という天然の響きに惹かれ
商品を買って使ってみました。


気軽に使えること
皮膚への刺激も
ヘカカラーほどでは無い
こともあって

しばらくは
白髪ボカシを愛用
していたのですが


毎週染めなくては
いけないこと。


天然の成分は
着色成分だけであり

一切髪に負担が
かからない訳ではない


そんな懸念を
実際に使い続けてみて
感じました。





短期的には
皮膚や髪への刺激が
弱かったとしても

使い続けることで
やはり頭皮や髪への
ダメージが深刻に
なってしまうのではないか?



そんな疑問が湧いてきたので
ネットでリサーチしてみると
この商品について
詳しく解説されているサイトが
いくつも見つかりました。




使い続けなくていけない

以上は、
やっはり髪や頭皮には
負担がかかるのでは?

そんな結論に達し
2021に完全に白髪ボカシを
辞めることにしました。








白髪をそのままにしようと
決意したもう一つのきっかけが

芦屋で見かけた
白髪ロングヘヤの
マダムの存在です。





ご友人であろう女性と
立ち話をされていた
そのマダムは

ブラックの
ロングスカートに
ブラックの
タートルネックセーター

同じくブラックの
ロングコートを
身にまとい

白髪のロングヘアーに
サングラスを
カチューシャのようにされていて

その立ち姿が
それはそれは
お洒落だったんです。




車で通りがかっただけなので
一瞬の出来事でしたが

お見かけ70歳代の
マダムからは
品性や内側から発する
自信のようなオーラが
出ていて、

歳を重ねたとしても
ありのまま美しくある。

そんな印象を立ち姿から
強く感じ取りました。






私が外見だけマダムの
真似をしたところで

ただのインチキ臭い
おっさんになってしまう
可能性が高いのですが



50歳の今はもちろん
60代も70代も
あのマダムのように

白髪のままでも
品と美しさが持てる可能性が
あるのなら

白髪のままでも
いいじゃないか!

素直にそう感じました。





歳を重ねても
素敵でありつづける

外見も内面も磨く必要が
あるかもしれませんが

あのマダムのような
空気感になっていきたいなと
感じる出来事でした。





ということで
2021年に私は
白髪を染める習慣を
手放しました。

でも白髪すら手放して
つるっ禿げにはないよう
願うばかりです。

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