お掃除レシピ
髪のブリーチ剤で黄ばんだプラスチックをスッキリ真っ白に!
2023.09.26
白い家電製品って
清潔でかっこよいけど
プラスチックが黄ばんできませんか?
我が家にもそんな
黄ばんだ白いプラスチックの
アイテムがたくさんありました。
そのひとつが
ボルネードのサーキュレーター
向かって左が
日当たりの良い場所で使っていたもの。
右のものと同じタイミングで
買っているにもかかわらず
この違い・・・
詳しくはこちらのブログで
紹介していますが、
白くて小ぶりで
何よりも音が静かな為
ボルネードのサーキュレーターは
お気に入りだったのですが・・・
使用して2年で
早くもこんな残念な姿に・・・
なんなんでしょうね?
この黄ばみ!?日焼け?
そしてこちらはコンセントや
壁スイッチのプレート。
これ古い賃貸住宅に
よく見るパターン。
もはやベージュ色ですよね。
いっそのこと
サーキュレーターを
買い換えようとも考えたのですが、
ネットでリサーチする中で
気になる情報を発見!
髪を脱色する
ブリーチ剤を塗ることで
黄ばみが取れるらしい・・・
用意するのは
たった3つのアイテムでした。
用意するものその1
ブリーチ剤
用意するものその2
ブリーチを塗るための適当なハケ
我が家には
ヒノキのまな板に
アマニ油を塗るために買った
同じく黄色く変色してしまった
シリコンのハケがあったので
このハケを使いつつ
こいつも白くしてやろうと思います。
まさに一石二鳥。
用意するもの3
キッチンラップ
必要なのはこの3つだけです!
そして具体的に
黄ばんだプラスチックを
元の白い状態に戻すやり方は
5つのステップになります。
プラスチックの黄ばみを落とす裏技
ブリーチを使う方法5つのステップ!
STEP1
必要に応じて分解する
STEP2
黄ばみを取りたいプラスチックに
ブリーチ剤を塗る
STEP3
ブリーチ剤が乾かないように
ラップでくるむ
STEP4
太陽光に当てる
STEP5
3日〜4日で様子を見て
黄ばみが残っているようなら
STEP2〜4を繰り返す
では詳しく各ステップを
写真を交えながら
見ていきたいと思います。
【STEP1】
黄ばんだサーキュレーターを分解する
我が家の場合、
すでに保証期間を過ぎているので
迷いなく分解しましたが、
メーカーによっては
保証期間内に分解すると
保証が受けれないケースもあるので
気をつけて!
ボルネードのサーキュレータは
比較的分解が簡単でしたが、
底の部分のゴム足の裏に
隠しネジがあったので
あやうくネジに気づかず
無理やり分解するとこでした。
このあたりは
Googleでリサーチしてから
分解するのが無難かも。
くれぐれも力技で
壊さないように!
それと、
電源コードだけは
取り外せない構造だったので
ここは無理せず
ビニールで養生することにしました。
分解した際のネジ類は
無くさないよう
ビニール袋に入れて
電源コードに縛り付けました。
【STEP2】
ブリーチ剤をハケで塗る
サーキュレータの作業の際
子どものように夢中になって
写真を取り忘れてしまいました・・・
ということで
上の写真は別日程で作業した
精米機のモノ。
写真のように
結構たっぷりめに
厚めに塗るのがコツです。
それと、
結論から言うと
シールなどの印刷物は
ブリーチで溶けて
印刷が剥がれてしまうので
印刷を守りたい場合は
マスキングをお忘れなく。
先の写真の緑の部分です。
STEP3
ラップでくるんで乾かないようにする
分厚く塗ったブリーチ剤でも
直射日光に当てるので
ラップを巻いて
乾燥を防ぎます。
コツはずばり
空気を入れないこと。
2重3重にラップを巻くこと。
空気が入ると
そこのブリーチ剤が
乾きやすいのと
同じくラップが1重だと
そこが乾きやすいので
もったいない
という気持を捨てて
丁寧に巻きます。
STEP4
直射日光に当てる
丁寧にラップでくるんだら
太陽光に当てます。
と言っても
曇り空でも大丈夫でした。
それよりも大事なのは
3日程度ほったらかしにしたら
一度ラップを剥がして
パーツを洗い
どれくらい白くなっているか
確認すること。
その理由は次のSTEP5にて!
STEP5
STEP2〜3を繰り返す
上の写真は
5日間ほったらかしにしたもの
ところどころ黄ばみが
残ってしまっています。
だから、
長時間ほったらかしにするより
3日くらいで状況を確認して
一度パーツを洗って
もう一度ブリーチ剤を塗って
ラップをし直して
同じ作業を繰り返したほうが
結果的に早く白くなりました。
果たしてブリーチ剤で
黄ばんだプラスチックが
どれくらい白くなったのか!?
Before Afterを
写真で紹介したいと思います。
Before
上の写真の左側の
サーキュレーターを
ブリーチしてみました。
After
写真では繊細なニュアンスが
伝わらないのですが
左側のブリーチしたほうが
右側よりも実際は白くなりました!
ただ・・・
気をつけるべきポイントが
2つ分かりました。
気をつけるべきポイント1つ目!
プリント印刷部分にはブリーチしないこと
写真のように印刷部分が
ブリーチ剤で剥がれ落ちてしまいました。
面倒くさくても
養生テープで差印刷部分は
覆うのが良いと思います。
気をつけるべきポイント2つ目!
白いプラスチック以外はブリーチしない!
写真はサーキュレーターの底の部分。
グレーのプラスチック部分も
黄ばんでいたので
躊躇せずにブリーチしてもたところ
見るも無惨なことに・・・
Before
日焼けして黄ばんでいた
サーキュレーターの底の部分。
髪のブリーチ剤は
脱色効果が強すぎて
白以外のプラスチックの場合
色が抜けてしまう可能性が高いので
白以外のプラスチックの漂白には
液体酸素系漂白剤の
ワイドハイターEXを使う方法があるので
そちらを試しましょ
ということで今回は
黄ばんだプラスチックを
ヘアブリーチ剤で白くする
方法を試してみました。
コロコロローラーの
黄ばんだカバーも
こんなに白くなりました!
裏側の白が元の白色
外側との色の比較で
どれくらい白くなったか
一目瞭然です。
Before
After
壁スイッチやコンセントの
黄ばんだカバーもこの通り!
Before
After
Before After
すっかり黄ばんでいた
精米機もこの通り!
Before
After
白かったスイッチ部分が
もはや黄ばんだ状態に
見えてしまうほど
真っ白に戻りました!
これでプラスチック製の
白い家電製品や
同じくプラスチック製の
白いインテリア小物も
日焼けで黄色くなっても
買い替える必要はありません!
液体のワイドハイターEXを
使うやり方は
プラスチックパーツを
ドブ漬けする必要があるので
大きなパーツを白くするのには
向いていませんが
このヘアブリーチの場合は
ハケで塗って
ラップで包めば良いので
大きいサイズのものを
白くブリーチするのに
適していると思いました。
黄ばみをあきらめている方は
一度チャレンジしてみては
いかがでしょうか?
PS
ハケの写真を取り忘れていましたが
ハケも元通りほぼ真っ白になりました!
白いシリコンの黄ばみも
ブリーチ出来ましたよ。